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株式会社 久野建設

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家づくりについて

2017/10/31 温度

冬の浴室や、洗面・脱衣室、トイレなどで、身震いしたことはありませんか?

提供:大阪ガス
この、室内間での温度差を、当たり前のこととして、あきらめている方も多いかと思います。
 
この温度差(コールドショック:激しい温度差によって、人体に精神的ストレスが、かかる状態)は、人体に
様々な障害を引き起こす原因となっています。
この不快な温度差・・・実は、体に負担を与えています。
このコールドショックを繰り返すと、肩のこり、頭痛、かぜ、腰痛、その他様々な婦人科疾患を引き起こすといわれています。
最悪の場合、このコールドショックは、人の死亡事故につながります。
ご存知の方も多いかと思いますが、年間1万人の方が浴室で亡くなっています。これは、交通事故死者と、同じくらいの人数になるそうです。
特に高齢者が多く、その死因は、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血などが、上げられます。
 
暖かい部屋から、寒い浴室などに行くと、全身及び足元の血管が収縮します。急いで暖かい浴槽の中に入ることにより、いっきに血管が膨張します。この急激な血圧変動が、高齢者の体に、大きな負担を与えていると、いわれています。
若い年代の方々でも、この激しい温度変化を、不快に感じていることと思います。
高齢者の方々にとっては、かなりの負担になっているのです。
また、住宅内で、激しい温度差があると、暖房されていない部屋で、結露を引き起こす可能性があります。
この温度差から身を守るには・・・

1、入浴前に、洗面・脱衣室を温めておく。
2、入浴前に浴槽の蓋を開けておく。足元付近にお湯をかけ、浴室内を温めておく。
3、高齢者の一番湯を避ける。
4、給湯温度を低めに設定する。いきなり熱いお湯につからない。

 
つまりは、急激な温度差による、身体への負担を少なくすると良いのです。
このことは浴室ばかりでなく、トイレや寝室などでも、同じことが言えます。
出来るだけ、室内間の温度差はつくらないこと。
それが「家族の健康」と「家の健康」を守る手段の1つになります。

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