シックハウス

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シックハウス

家づくりについて

2017/10/31 シックハウス

■シックハウス


 
『シックハウス』という言葉を、聞いたことはありますか?
 
シックハウス(シックハウス症候群)とは、室内空気汚染のことで、目や、喉の痛み、頭痛、めまい、吐き気などを、引き起こす症状のことです。
原因として、チリ、ホコリ、カビ、化学物質など、様々なものが考えられますが、最も大きな弊害をもたらしているのが『ホルムアルデヒド』という、化学物質だと言われています。
■住宅に発生する代表的なカビ

クロカビ(左:2枚) 黒色酵母様菌(右:2枚)

写真提供:衛星微生物研究センター
 
 
では、『ホルムアルデヒド』とは何でしょう。
 
昆虫等の標本を作るときに注射をしたり、解剖用のカエルを保存する時に使われている『ホルマリン』という薬品をご存知ですか?
 
『ホルムアルデヒド』とは、『ホルマリン』が気化したガスなのです。
標本が腐らないようにするために使われるほど、『ホルマリン』は、強い殺菌力を持っているので、防虫、防腐、防カビ等を目的にクロスや、合板の家具、建材、カーペット、土壌処理剤など、住宅のいたるところで使われていました。
以前の、家具展示場や、新築の住宅展示場等の特有のにおいこそ、『ホルムアルデヒド』の持っている臭いなのです。
『ホルムアルデヒド』の強い殺菌力は、人体の細胞にとっても、かなり有害なものなのです。
 
平成9年6月に、日本の厚生省は、室内の『ホルムアルデヒド』の濃度の安全基準を0.08ppmと規定しました。
これは、WHO(世界保健機構)と同値であり、世界でも、厳しい基準です。
この厚生省の規定により、住宅の建材等の、『ホルムアルデヒド』の濃度も、基準値以下に改善されましたが、濃度は0ではありません。
また、これは、住宅建材ばかりでなく、持ち込まれた家具や、生活用品から発生する可能性もあります。
この『ホルムアルデヒド』から家族を守るためには、どうすればよいか、ご紹介します。

1、害を防ぐには、しっかりした換気が一番
2、出来るだけホルマリンを含んだ建材や、家具を使用しないこと。
3、湿らせた木炭を、水の入った皿に半分ほどつけ、食器棚などに置くことも効果有り。

  水が蒸発した場合は、しばらく木炭を水の中につけて下さい。
そうすることにより、木炭が吸い取った悪いものを水の中に吐き出すそうです。
取り出した後は、同様に繰り返し使用できます。
一度お試し下さい。 

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