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 一級建築士事務所

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結露・カビ・ダニKETURO・KABI・DANI

■結露

窓面で見られる結露。この結露を、表面結露といいます。
実は、この表面結露が、家族の健康を害する一因になっているのです。


この水滴は、窓の下に滴り落ちてきます。
これを繰り返すと、室内の悩みの種の一つ『カビ』が発生します。
しばらくすると、このカビを餌としている『ダニ』までもが発生します。
最近、アトピーや、アレルギー、喘息、という方をよく見かけますが、この『カビ・ダニ』は、これらの病気の大きな一因となっているのです。
■住宅に発生する代表的なカビ

クロカビ(左:2枚) 黒色酵母様菌(右:2枚)

写真提供:衛星微生物研究センター


『結露』の本当の恐ろしさは、これだけではありません。
目には見えませんが、実は壁の中でも、この『結露』が発生している可能性があるのです。
(夏でも、この壁体内結露が発生している可能性があります。)
もし、この『結露』が壁の中でも、発生している場合、一般的に使われている繊維系の断熱材は、水分を含んでしまいます。

水分を含んでしまった断熱材の、断熱性能は、低下し、(断熱性能が低ければ、外部の影響を受けやすくなります。つまり、冷暖房の効きが悪くなります。)最悪の場合、断熱材が下の方にずり落ちてしまいます。
また、『結露』の影響で、家の構造材が傷み、耐久性を下げてしまうことがあります。

すべての住宅が上記のようなわけではありませんが・・・

結露が、住環境の悪化や住宅の短命化を引き起こしている可能性があります。身近に見かける結露について、もたらす影響を知り、対策をすることが必要だと感じます。




1、 結露が発生する前に、まめに換気をし、水蒸気を外に逃がす。
2、 出来るだけ、水蒸気が発生する暖房器具は使わない。
3、 温・湿度計をおき、温度・湿度の管理をする。

生活の中での目安として参考にして下さい。
1、『カビ』は温度5℃〜35℃、湿度65%以上が最も活発に活動すると言われています。
2、『ダニ』は、温度20℃〜30℃、湿度60%〜80%が、最も活発に活動すると言われています。
3、ウイルスは、湿度30%以下が最も活発に活動すると、言われています。
4、人が、快適だと感じる湿度は、40%〜60%だと言われています。

換気をすると、急激な温度変化により、不快に感じるかも知れませんが、とにかくまめに換気をすることが大切です。

■押入れの湿気について

人は、寝ている間に、コップ1〜2杯分の汗をかいています。
布団に吸収された水分は、押入れ内部で『カビ』を発生させる原因になります。
天気の良い日は布団を干し、その際、押入れも開放し、押入れ内部に溜まった水蒸気を、外に出す事が必要です。
また、布団の下に、すのこを敷いたり(空気の道をつくる)、呼吸する素材を、一緒に入れておくことも有効です。