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 一級建築士事務所

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〒837-0917 福岡県大牟田市草木995-1

 断熱


現在、家庭で消費されるエネルギーの約70%が、「冷暖房、給湯」といわれています。化石燃料をエネルギー源として、使用している割合の高いわが国の場合、住まいの断熱性を上げることで、エネルギー消費を削減することが出来ます。その結果、二酸化炭素の排出削減が可能となり、地球温暖化防止に貢献することができるのです。


『外断熱』『内断熱』(一般的な家)の違いはどこにあるのでしょうか?

まず、大きな違いは、断熱材の施工位置が違います。
『外断熱』は、柱や梁など構造体の外側に断熱材を施工します。よって柱や梁などの構造体は、室内と同じ理想的な空気環境内におかれます。
これにより、結露の防止だけでなく、高い耐久性の維持も可能にしています。
弊社では、一般的に使用されている繊維系断熱材の約2倍の断熱性能を持つ断熱材を使用しています。

『内断熱』
(一般的な家)は、柱や梁などの構造体の中に断熱材を施工しています。内断熱の場合、断熱欠損が発生しやすいため、壁・天井・床下など断熱施工部分で、屋外の熱と、屋内の熱がぶつかり合う可能性が高くなります。

構造体付近で、温度差のある熱どうしがぶつかり合った場合、『結露』が発生し、土台や柱が、腐ったり、白蟻による害等により、いたんでしまう可能性があります。
また、断熱のラインにも違いがあります。

外張り工法の場合

『外断熱の家』
床下・天井裏まで 「快適空間」

構造体の外側に断熱材を施工しているため、隙間がなく、熱の伝わり方が少なく、一定している。

『外断熱の家』の場合は、基礎・壁・屋根面に断熱材を施工していますので、床下・天井裏は、一年を通じ、室内とほとんど変わらない温熱環境になります。
このため、通常使いづらい、床下・天井裏も有効に活用することが出来ます。

外部の影響をほとんど受けないため、結露・カビ・ダニ・腐朽菌などの発生を防ぐことができ、住宅の寿命も長くなるというわけです。

また、計画換気と組み合わせることにより、床下は、常に乾燥した状態になりますので、白蟻やダニの排除にも大きな効果があります。

充填断熱の場合(木造)

写真の説明を記入します。
『内断熱の家』
床下・天井裏の影響を受け、夏は暑く、冬は寒い。
壁体の中に断熱材を施工しているため、隙間ができやすく、
熱の伝わり方に、ばらつきがある。


『内断熱の家』の場合は、天井の上・壁の中・床の下に、断熱材を施工しています。床下や天井裏は、常に外気の影響を受けています。
夏場は、小屋裏の温度は、40〜50℃まで上昇します。

室内はこの小屋裏の輻射熱の影響を受ける為、エアコンの効きが悪く、エネルギー(地球資源)の無駄使いとなります。床下も梅雨から夏の間は湿気がこもり、腐れや白蟻の被害にあう危険性が高くなります。

また、冬場も、天井裏や床下は、常に外気の影響を受けています。熱は上昇する性質をもっていますので、天井付近は暖かいのに、足元は冷たいという、不快な住環境となってしまいます。

少ないエネルギーで快適空間を実現

外断熱とし、構造体・床下・天井裏を室内空間として考え、『気密』と『換気』と組み合わせることで、はじめて省エネで人と住まいが健康に暮らすことができる『人と地球にやさしい家』を実現できるのです。